レポート飯野賢治を学ぶ。
4月20日「飯野賢治を学ぶ。」第二回目に参加してきました。
本当は4月6日の第一回目に参加する予定でしたが、山形から上京するタイミングで爆弾低気圧があり「春の嵐」が到来、木が根元から根こそぎ飛ばされるほどの風が吹き荒れると気象予報士が書いていたので、念のためキャンセルし第二回目に参加することになりました。
そして20日今度は大寒波がきて数日前の山形より東京は寒い気温だったけど今度こそ東京上陸!友達と代官山で待ち合わせ、蔦屋書店を少し立ち寄ってから、世田谷ものづくり学校へ小雨が降ったり止んだりする中、歩いて向かいました。
会場近くへ行くと、一人の女性とお子さんが世田谷ものづくり学校の入り口がわからず迷ってるところへ、僕等も同じところへ行ってしまい、Uターン。僕等にはスマホのナビがあったので何となく一緒に行くことに。女性の顔に見覚えがあって(もしかして飯野さんの奥さん!?)と内心思っていたけど、確証がなかったので言い出せなかったのですが、
「今日はどちらのイベントに?」
と聞いてくれたので、
「飯野賢治を学ぶ。にです」
と僕は答え、
「あーそうですか、ありがとうございます、飯野の家内です。今日はこんな天気の中、ありがとうございます」
と自ら名乗ってくれたので、「やっぱりそうでしたか!情熱大陸とか、NHKの夫婦に乾杯とか見てたので」と飯野由香さんとちょっと会話が出来て嬉しかったです(昔ゲーム雑誌の連載とかも読んでたので)。内心はまだまだ大変でしょうが、元気そうで良かったです。イベント前にそんなラッキーハプニングがありました:)
イベントは予定されていたゲスト飯田和敏さん、山田秀人さんに加え、西健一さんも駆けつけてくれて参加!西さんのゲームはPSの「MOON」やDCの「L.O.L」をプレイしていたので、おもわぬゲストにまたまたラッキー。
イベント自体はゲストと飯野さんとの出会いの思い出を話を聞いたり、予定されてた通り過去の映像を振り返りました。
大抵の映像は個人的にすでに見ていたのが多かったけれど、久しぶりにみれて良かった。飯野さんがピアノ弾いてる姿とかなかなか見れないものね。
それから、飯田和敏さんが「MusicLifePlus」Vo14(ポール・マッカートニー特集)に寄稿したイーノ・マッカートニーの話などを知れたり、読売新聞の夕刊で追悼記事が出たことを知れて良かったです。
最後に質問タイムがあって、女の子が飯野さんの影響でビートルズやYMOなどいろいろな作品をみるようになった、今でも死を受け止めきれずにいる。これから、飯野さんの意志はどう引き継がれていくんですか?という本当にファンだったんだなぁと感じさせてくれる質問がすごく良かった。飯野さんが新しいゲームの企画を遺していたことも知れたし。
そのゲームの企画がこれから実際形になるのかは解らないけど、「イルカの学校」のプログラムや飯野さんの影響を受けたものが、これからもいろいろと生み出されていくと思うと、暗い現状であっても未来が少し楽しみになりますね。
ちなみに講座は三回目Warp時代へと続くようです。
「夭折の鬼才「飯野賢治を学ぶ。」第三回 | ILCA」