トリートReトリート

世界全体とわたくしが同時に幸福でありますように。ひきこもり修養所。

Newひきこもり村。構想Ver0

Newひきこもり村。をつくろうと思っています。

Newひきこもり村。とは一体なんなのかというと、目的はいたってシンプル。ひきこもる人が穏やかに、時に激しく自分を最大限に表現できるネット上の場所であること。あるがままに自分が、そこに居ていいんだと思える場所。居るだけで幸せを感じるところ。にすることです。

 

そのためにソーシャルゲーム要素と掲示板システムを融合した場所を作ります。

なぜソーシャルゲーム要素を入れるかというと、ひきこもっている人は対人恐怖症や社会不安障害を持っているので、そういう症状がひどい状態のときでも参加しやすいようにしたり、より楽しくするためです。

 

まだ構想段階ですが、具体的には人の書き込みを読んで、救われたり幸せな気分になったらその書き込みにポイントを上げられるシステムとか。

また書き込むのにスタミナが必要で、もっと発言を読みたい人にスタミナを分けてあげることができるとか。そういう直接発言する元気はないけれど、人とゆるやかに関わっていきたいという思いを、ゲーム要素を使って実現します。

 

掲示板としては、2ちゃんねるでも使われているスレッド形式を考えています。ただ、2ちゃんねると最大の違いは、ハンドルネーム主体の掲示板ということです。旧ひきこもり村。では登録ログイン制ではなかったですが、Newひきこもり村。では登録ログイン性にして安心して書き込める環境を作ります(見るだけなら登録は必要のないようにする予定)。

ゲーム要素のメインがこの掲示板です。スレッドを立てられる本数を1人4つほどに制限することによって、それを大事に育て殿堂入り(書き込み1000オーバー)させることを目的にしたら、おもしろくなるかもしれません。

 

それから今、考えているのは、四行日記というサービスです。ひきこもっていると辛いことは、対人恐怖症のほかに、うつ状態があると思っています。

この四行日記は今日「驚いたこと」「嬉しかったこと」「悲しかったこと」「ありがたかったこと」を一日四行書くだけですが、うつ状態から抜け出す効果があるので、プロフィール機能あたりと一緒に実装して広めていきたいと思っています。

 

というわけで今のところの構想は

 

四行日記×ハンドルネーム主体の掲示板システム×ソーシャルゲーム=Newひきこもり村。

 

となります。

ただNewひきこもり村。は僕だけが作るものではありません。核となる部分は僕が深く関わり作りたいと思っていますが、他のいろいろな機能は同志たちで追加調整していける仕組みのほうを僕は作っていきたいと思っています。

 

ちなみに核となる四行日記と掲示板のあとに実現したい機能としては、

 

共同ブログ。

辞書(Wiki)。

村の学校。

村の喜捨場。

 

などがあります。それぞれ簡単に説明すると、

「共同ブログ」は有志で書くブログです。

「辞典」は村の掲示板でやりとりされたこと、起こったことなどのまとめに使います。

 

「村の学校」は、いまリアルのほうでひきこもり当事者同士が講師をやる「ひきこもり大学」という動きがあるようですが、そのネット版です。ライブ配信で放送して、おもしろかったら投げ銭をしてもらい、それを講師料にできたらと思います。

勝山実さんの「安心ひきこもりライフ」とかphaさんの「ニートの生き方」のように、ひきこもってる人やニート状態の人でも、おもしろい人は母数が増えればもっと出てくると思うので、ぜひ実現したい機能です。もし僕が講師をやるとしたら「ひきこもりの悟り方」とか「般若心経入門」とかやってみたい。まぁ話すの苦手だからアレだけど。でも、そんな人でも気軽にできるものを目指したいと思います。

 

「ムラの喜捨場」は、物が必要な人と、物を喜んで捨てたい人をマッチングする場所です。ここまでいくとよりリアルに近いので実現は難しそうですが、Newひきこもり村。の目的は、ひきこもりながらでも幸せに生きる。ことなので、ぜひ実現したい機能の一つです。日本にこの托鉢的仕組みを作れたら、とてもおもしろいことが起こると思うので。

 

というわけで、後半はすっかり夢のような話しになってしまいましたが、この話をおもしろがってくれて、また実現に向けて関わってくれる人がいたら幸いです。