2012個人的10大ニュース
2012年もいろいろありましたね。オレは過ぎ去った過去など決して振り返らないナイスガイですが、最近は何をしていたか忘れがちボーイなので、今年はちょっとまじめに2012年を10大ニュースとして振り返ってみましたよっと。順序は思いついた感じでわりと適当です。
10.オレふわふわ浮上
去年の秋から意識があると死ぬ方法とか検索したりし始めるので、ひたすら眠り続けていましたが、今年の夏頃ふわふわ浮上してきました。
落ち込んでた時はLSD(合法時)を大学で研究してのちに大学を追い出されたティモシー・リアリー。LSDがダメならとインドまで行って悟りを開いている聖者ニームカロリババまで会いに行っちゃってそのままインドで修行した同僚リチャード・アルパート博士のちのラムダス。
などこの世の世界とは思えないあやしげな70年代のアメリカ西海岸の精神世界ムーブメント本のバイブル「ビー・ヒア・ナウ」等に救いを求めて読んだり、ひたすらニコ生公式放送みたり「ダークソウル」をやって、浮上するのを待ってました。去年撃沈して約9ヶ月間、なかなか長く辛い日々だった。
浮上後はまた自助会に再び週一で通ったり、そこのNPOのサイト管理を自宅で再開させてもらったり、東北芸工大のイベントや公開講座にちょっと足を運べたり、NPO十周年祝賀会に参加したり、忘年会ではへたくそなギター演奏をバンド形式で披露したり。わりと楽しく過ごせた。というわけでそろそろ成仏したいです(?
9.黒猫ノワがやってきた!
去年愛猫リリイ、今年は愛犬ラッキィーを失ったが、今年9月動物愛護フェスで運命的な出会いを果たし、黒猫のノワがきたから許す。ノワにはよく噛み付かれて、皮膚に穴を開けられそうになったり、肉を引きちぎられそうになって、流血したりしてるけど、それも許す!
8.園子温の映画に衝撃
「冷たい熱帯魚」「恋の罪」「ヒミズ」を見た。とくに、「冷たい熱帯魚」はヤバかった。でんでんさん怖すぎです。父と子。父と娘の痛い痛い物語。
ニコ動の陰の仕掛け人から、ジブリの鈴木プロデューサーにあなたは面白いから表に出たほうが良いよと言われたとかで、メディア露出が急増。ニコ動を仕掛けた人だけあっておもしろい!「週刊文春」で最近、『ジブリ見習いときどきニコ動』の連載が始まったのも嬉しい。ジブリな人たちを書いた文章おもしろいよ!
6.蛭川立「精神の星座」
滝本竜彦「超人計画」を読みなおしていたら、この蛭川立さんの本がおすすめされていたので、試しに最新刊を読んでみたらすごい面白かった。
蛭川さんは学者さんだけど南米に入ってアヤワスカ(幻覚性植物)のお茶会に参加したり、タイでお試し出家したり(ヴィパッサナー瞑想三昧を体験)、ヨガの先生について意識的に無意識に入っていくトレーニングをしたりと行動派。
人類学だとフィールドワークするのは当たり前かもしれないけど、その内的体験を客観的に科学的に読みやすくおもしろく伝えられる人はこの人くらいなんじゃ?個人的には福岡伸一さんに負けてないと思う。
5.Phaさん「ニートの歩き方」出版
日本一有名なニートことPhaさんの5年間のニート生活の集大成の書籍化。資本主義の半脱出化。いつ死ぬかわからないのに未来のために今を台無しにするより、その日暮らしの肯定。物や場を所有する生活からシェアする生活。ギークハウスプロジェクトのこと。新しい生き方の提示。
いつも「だるい」とつぶやいてるイメージのPhaさんだけど、旅行好きで海外にいつのまにか行っていたりする行動力が羨ましい!
タイでは蛭川さんつながりで知ったプチ出家システムもあるようだし、ギークハウスもあるし、調子が良くて機会がきたら、もしくはもう生きるのが嫌になったら寺に駆け込む感じで行ってみたい。
4.ソーシャルゲーム初経験
今年はソーシャルゲームバブルまっただ中ということで、一応体験してみました。プレイしてみたのは今年No1の「パズル&ドラゴン」じゃなくて「ギルティ&ドラゴン」というね。まぁきっとどれも似たようなものだよね。カードを集めて育てて進む。雨後の竹の子ようにこの系統のゲームが出てきてるようだけど、大抵はサービス続けられなくなるんじゃ。。増えすぎだし飽きるしで。けど、ソーシャルゲームは対人恐怖でも出来ることがわかったのは収穫だった。プレイ時間は一日のスキマ時間でも出来る感じも良い。
ちなみに「ギルティ&ドラゴン」はサイバーコネクトツー(CC2)開発だけあって面白いです。ちなみにCC2は今度ジョジョのオールスター格闘ゲーム出すようですよっと。
3.飯野賢治さん本格再始動
10代から影響を受けてきた飯野さんが本格再始動宣言!長らく一枚画だけだったfytoのサイトも更新された。未来をわくわくさせてくれる人がいるのはありがたい。
http://www.fyto.com/index.html
2.勝山実さん復活
去年「安心ひきこもりライフ」を出版し復活。全国を講演行脚するという、ひきこもりの風上にもおけない人に(笑)勝山さんはもう自分の提唱している半人前公務員だと思う。障害年金を給与と考えれば立派な半人前だ!もちろん障害があるからもらってるわけだから、国はもう少し半人前公務員としての仕事報酬も上乗せてしてもいいと思う。
以下の一連の記事なんて、読むだけで希望をもらえるよ!
「もし、ひきこもり村というものを作るとしたら、それは和歌山県になるだろう〈その1〉: 鳴かず飛ばず働かず」
http://ponchi-blog.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/1-8e4d.html
1.米光一成さんと電書カプセル
大ヒットゲーム「ぷよぷよ」を作った作者。また売れはしなかったがコアなファンを獲得した「バロック」の作者の米光一成さんが公開講座を開くということで、講義を受けてきました。一般参加の自宅警備員ながら、質問までしちゃったし次の日の飲み会まで参加できた。
米光さんが今進めている電子書籍アプリ「電書カプセル」にワクワクした。紙の書籍をただ電子にしたようなものではなく、電子書籍ならでは良さおもしろさを追求した電子書籍アプリになるという。
イベントなどに参加して、それを打ち込み即販売みたいな、そんなこともできるという。米光さんはイベントライターみたいな仕事の需要が増えるんじゃないかと推測していた。
僕も来年もおもしろい公開講座があったら、参加してみたいと思うし、大学では一般参加可の公開講座がいろいろ開かれているので、それに参加し電書カプセル化するチームを作ったら、おもしろいんじゃないかと考えたりしてワクワクしたわけです。
というわけで、今年を長々と振り返ってみたけど、どうでしたでしょうか?2012年どこか興味関心が重なっていた所があったら嬉しく思います。
今年もお疲れさまでした。良いお年を!