2016年プレイしたインディーゲームとゲームのベスト3
今年は期待の大作ソフトが次々と発売したり、インディーゲームも当たりが多くて、なかなか充実したゲームライフでした。とりあえず、今年プレイした中でおもしろかったインディーゲームのベスト3!
第三位!
INSIDE
LINBOを作ったPLAYDEADの新作2Dパズルアクションゲーム。暗い世界観がとっても魅力的。数年かけて丁寧に作られてるだけあって、動きやギミックもいい感じ。ラスト付近には衝撃的な展開もあっておもしろかった。
第二位!
UNRAVEL
毛糸のヤーニーがとにかく可愛い!背景もリアルで美しい世界をめぐる2Dパズルアクション。開発はColdwood Interactive。ゲーム部分は毛糸を足場にしてジャンプしたり、フックショットでターザンジャンプしたりと、なかなか気持ちがいい。INSIDEよりかはゲーム部分や謎解きが難しいので、解けたときの達成感があって良かった。
第一位!
ソルトアンドサンクチュアリ
Salt and Sanctuary - Currents Trailer | PS4, PS Vita
ダークソウルシリーズに影響を受けた2DアクションRPG。開発はSka Studios。なんと夫婦ふたりだけで作っているらしい。難易度は高いけど、ただ難しくしているだけではなく、ダークソウルシリーズ同様、絶妙なゲームバランスで、負けてももう一度プレイしたくなるようにできてる。インディゲームをやらない人も、これだけはやってみて欲しい!
続いて、今年発売された大作ゲームの個人的ベスト3。
第三位!
ペルソナ5
ペルソナシリーズは初プレイだったが、PS3の「キャサリン」がおもしろかったので、グラフィックのタッチが似ている本作もプレイ。とにかくクリアまでのプレイ時間が長かった(90時間超えた)が、最後まで飽きずにプレイできるくらい面白かった。RPGとしてキャラクター、世界観、音楽、ゲームシステムすべてがハイクオリティー。アトラスの開発力すごい(小並感)。
第二位!
ダークソウルⅢ
DARK SOULS Ⅲ 発売ロンチトレーラー 【2016.3】
ブラッドボーンをプレイするためにPS4を買ったくらいフロム・ソフトウェアには注目しているので、当然買ってプレイしました。今作でダークソウルシリーズは最終章!難易度は相変わらず高いが、シリーズの中ではわりとサクサク進めるほうだと思う。けどやっぱりラスボスとかは3時間は戦ったし、裏ボスの無名の王とは5時間くらいプレイしてた。やりごたえ十分、アクションや、アクションRPG好きならマストバイ。
第一位!
人喰いの大鷲トリコ
ICO、ワンダと巨像の上田文人の最新作!発表されたのが2009年だから、7年間待った。PS3はこの作品がでるということで購入したけど、結局PS4になっちゃったよ!しかし、待ったかいがあった作品に仕上がっている。トリコをみて可愛いと思った人はぜひプレイしてもらいたい。おもしろいゲームは結構あるけど、感動できるゲームはなかなかない。人喰いの大鷲トリコはそんな数少ないタイトルのひとつです。
今年プレイしたソフト一覧
◆PS4
ジャストコーズ3
ダークソウルⅢ
p>アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝
Left Behind -残されたもの-(ラストオブアスDLC)
ライフイズストレンジ
ウォーキング・デッド
ペルソナ5
人喰いの大鷲トリコ
サイコブレイク
バイオハザードHDリマスター
◆PS4インディーズ
Xeodrifter
UNRAVEL
Broforce
ソルトアンドサンクチュアリ
GORW UP
INSIDE
Gone home
Skulls of the Shogun
スーパータイムフォース ULTRA
◆PSVita
NINJA GAIDEN Σ2 PLUS
ゴッド・オブ・ウォー 降誕の刻印
ルミネス エレクトロニック シンフォニー
ロケットバード:ハードボイルドチキン
ニヒラブラ
Kindle Unlimitedで読みたいマインドフルネス&仏教関連本12冊
月額980円で読み放題のAmazonのサービス「Kindle Unlimited」。そのなかでもマインドフルネスと仏教関係本をまとめておきます。検索したら結構あったよ!
まずはタイで出家した日本人僧プラユキ・ナラテボーさん関連、初期の本から最新の本までほとんど揃っている!(ないのは自伝くらい)
心病む現代人に8万4千もあるブッダの教えのなかで著者が一番伝えたいという「四聖諦」の教えが書かれています。
脳と瞑想: 最先端脳外科医とタイの瞑想指導者が解き明かす苦しみをなくす脳と心の科学
- 作者: プラユキ・ナラテボー,篠浦伸禎
- 出版社/メーカー: サンガ
- 発売日: 2016/06/09
- メディア: Kindle版
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脳神経外科医との異色の対談。科学的に瞑想について知りたいときに。
自由に生きる: よき縁となし、よき縁となる。抜苦与楽の実践哲学
- 作者: プラユキ・ナラテボー
- 出版社/メーカー: サンガ
- 発売日: 2016/03/31
- メディア: Kindle版
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マインドフルネスのもとになったブッダの呼吸法「アーナパーナサティ」のやり方とプロセスが書かれていて参考になる。
プラユキさんの本だと他にも「仕事に効く!仏教マネジメント」「自由になるトレーニング」などが読めるようです。
続いてフランスで活躍するベトナムの禅僧ティク・ナット・ハンさんの本二冊。「禅への鍵」が読みたかったけど、そもそもKindle化もされてないのであった。
自分が老いて病んで死んでいくことの怖れを、逃げずに逆に深くみつめることで超えていく方法。
自分の怒りをどうすればコントロールできるのか。
続いて日本にテーラワーダ仏教を精力的に伝えているスリランカの僧侶アルボムッレ・スマナサーラ長老の本。
赤ちゃんから寝たきりの人まで、仕事はある。
無知の壁: 「自分」について脳と仏教から考える (サンガ新書)
- 作者: 養老孟司,アルボムッレ・スマナサーラ,釈徹宗
- 出版社/メーカー: サンガ
- 発売日: 2015/12/27
- メディア: Kindle版
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養老先生と長老の対談本。「自分」の解剖。
仏教瞑想から宗教性をのぞいたマインドフルネス関連本。とスティーブ・ジョブズも愛読していたという本も読み放題で読めます。
マインドフルネス最前線: 瞑想する哲学者、仏教僧、宗教人類学者、医師を訪ねて探る、マインドフルネスとは何か? (サンガ新書)
- 作者: 香山リカ
- 出版社/メーカー: 株式会社サンガ
- 発売日: 2015/11/29
- メディア: Kindle版
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哲学者の永井均さんのインタビューなどが読める。
グーグルのマインドフルネス革命: グーグル社員5万人の「10人に1人」が実践する最先端のプラクティス
- 出版社/メーカー: サンガ
- 発売日: 2015/09/10
- メディア: Kindle版
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マインドフルネスがビジネスでも使われるその理由。
いつでも初心わすれるべからずの本。
最後に「仏教思想のゼロポイント」で一躍有名になったニー仏(ニート*仏教)こと魚川裕司さんの本も二冊読めます。
「悟り」はあるかないか問題。「世界」を終わらせるということ。
私的に読みたいと思ったのはこんなところ。Kindle Unlimitedは数日使ってみて感じたのは、専門書を集中的に読むのに良さ気なところ。学ぶ気がある人にはすごく良いサービスなんじゃないだろうか。
今夜いよいよUstream放送します!
Newひきこもり村。をつくろう!
オープン記念として今夜いよいよUstream生放送を山井さん()と一緒に放送します!
日時:今日3月24日夜10時から
場所:
ぜひ、遊びにきてください^^
Newひきこもり村。の「抜苦与楽」
以前、id:santaro_yさんと話していて、気づいたことがある。何のためにNewひきこもり村。をつくろうとするのか。僕はNewひきこもり村。に何を求めているのか?
話していて僕の中から出てきたのは「抜苦与楽」という言葉だった。苦しみを抜き、楽しみを与える。そういう場にすることを僕は求めていたことに気づいた。
「抜苦与楽」の考えは仏教からきているので、Newひきこもり村。のベースには仏教があると言ってもいいと思う。実は以前の「ひきこもり村。」はキリスト教の祈りによって出来たと僕は思っているのだけれども、今度はそれに仏教の祈りも加わることになる。
「抜苦与楽」の言葉をキーワードにしてNewひきこもり村。をつくっていく。
具体案としては「抜苦」と「与楽」を分けてボタン化しても面白いかもしれない。
掲示板の書き込みの評価として「抜苦」「与楽」をつける。
自分の書き込んだ内容が誰かの苦しみを和らげたことを知れば嬉しいし、自分の書き込みが誰かを楽しませたと知るのも嬉しい。本来は数値化できないものだけど、あえて可視化することで面白い場になるかもしれない。
今のままで良いと思いながら「やる気」はでるか
最近、いまいちやる気がでない。そんな自分をダメだと思う。かといってこのやる気のない自分を否定したとしても、やる気がでるわけでもない。ただただ苦しいばかりである。理想をいえば今の自分に安住しつつも、情熱をもって作業に取り掛かりたいのだけれども、そんなことは果たして可能なのか、考えてみたい。
まず、なぜ「やる気」がでないのか?「やる気と」は何か?を考えたい。
やる気というものは何かをやることで得られる「報酬を目的にしたやる気」と、ただやる事自体が「楽しくてやるやる気」があると思う。
熱中するにはやはり報酬を目的したやる気ではなく、それ自体が「楽しくてやるやる気」を持つことが必要だろう。
それだから僕が今、物事に対してやる気を少し失っているのは、作業をやることで何かを得たいと思っているのだろう。何かを得たいと思っているということは、今の自分には何かが足りないと思っていることだから、なかなかそんな自分に安住することができず、何となく毎日追い立てられてるような気がして苦しいのかもしれない。
けれども自分を否定して向上していく道というのもやはりある。というか、そういう道しかないように思い込んでいる気がする。前に進むために、今の自分ではダメだと強く思い、そのパワーでもって前に進む。一歩進んでも二歩進んでも絶えず自分を否定し、さらに前に進む。さながら苦行者のごとく。
しかしやはり僕は苦しいのは嫌だ。楽して生きたい!「頑張って生きるのが嫌な人のための本」を熱心に読むような人間なのですよ。それに僕は褒められて伸びるタイプなんです!自分を否定されると前に進むパワーなどにはならず、余計やる気がなくなって、涅槃のポーズで永遠ぼーとし始めますよ!?だから僕は今の自分を否定せず、まず自分に安住したい。自分は今のままで良いのだと思いたい。
しかしその思いを持つと、前に進むためには今の自分を否定しなければという思いとぶつかってしまうんじゃないかと思う。それでなかなかそう思えない自分になるのだ。
安住とやる気や向上心は両立するのか?それが問題だ。
ヒントは遊びにありそうだ。子供のとき僕は夢中でボールを蹴っていた。遊んでるうちに自然とサッカーが上手くなった。上手くなろうという意志さえもなしに。ボールと戯れているうちに自然と上達した。
この幼子だったときに戻れれば良い。何かを得ようとするのではなく、ただそれと戯れる。そういうふうに生きていきたい。
「遊ぶ」が勝ち 『ホモ・ルーデンス』で、君も跳べ! (中公新書ラクレ)
- 作者: 為末大
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2013/05/09
- メディア: 新書
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頑張って生きるのが嫌な人のための本~ゆるく自由に生きるレッスン
- 作者: 海猫沢めろん
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2014/02/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「ハンナ・アーレント」座談会で浮かんできた4つの問い
映画「ハンナ・アーレント」の座談会に参加してきた。
ハンナ・アーレントはユダヤ人哲学者で、アイヒマン裁判で衝撃的なレポートを出して、世界を震撼させたという人。
なぜ世界を震撼させたかというと、ユダヤ人大虐殺に深く関わったアイヒマンは怪物などではなく、平凡な役人だと言ったから。
アイヒマンが凡人なら誰もがアイヒマンになる可能性があるということになる。
そこで、
・アイヒマンにならないためにはどうすればいいか?
という問いが生まれる。アイヒマンが生きた社会は戦前の日本のように、全体主義の時代だった。全体主義とは個人より全体を重んじること。全体主義になっていくとアイヒマンになる可能性もでてくるのだ。そこで次の問いが生まれる。
・全体主義になっていくのはなぜか?
全体主義は今の世の中にもある。学校のクラスがまずはじめに全体主義のはじまりとしてある。そこでは個人が自由に発言することを制限される。全体のまとまりのほうが重要なのである。学校の目的はもはや学問をやることではなく、働くことができる人を作ることがメインになってしまっている。企業のニーズに答えるために、だから多くの企業も全体主義である。どの企業も従順な人が欲しいのである。それは効率的だから。仕事を素早く効率的にするには、全体主義が楽だから。
それではこの個人を犠牲にして成り立っている全体主義にならないためには、一体どうすればいいのか?映画「ハンナ・アーレント」では友人関係の自由な議論の場を描くことで表現されていた。
言い換えれば公共性が大事だと。公共性とは全体(共同体)と対になる概念で、簡単にいえば、人それぞれが言いたいことを言えるということ。そういう空間があれば、全体主義に陥らずにすむというのだ。
しかしこの公共性の空間を作るというのは、なかなか難しそうだ。まず1人1人が自分の頭でしっかりと考え意見を持たなければならないし、それがたとえ間違っていても公に発言する勇気も必要になってくる。当然、自分の考えと違った人が出てくるから、それを寛容に受け止める力も必要となってくる。思考、勇気、寛容。人間として必要な大事な要素を備える人たちが集まって、ようやく公共性のある空間となるわけだ。
それにしてもこの公共性のある空間では、それぞれが自分の意見をいうわけだから、ある意味まとまりがない。だからまとまって何か事をするというときは、ずいぶん非効率だろう。アイヒマンを絶対的な悪としてたて、それを共通の敵としてまとまったユダヤ人たちとは対称的に。この
・公共性をもった空間で意思決定はどうするのか?
・共通の敵を作る以外でまとまりを作れるのか?
公共性を保ちながら、何か決定し実行することもできるようになるには、どうすればいいのか?それはまず、それぞれが十分に語り尽くすことが重要なようだ。まだ言いたいことがあるのに、途中で区切って多数決で決めるようなことはよろしくない。とにかくそれぞれの言い分を言いたいだけ言ってもらったあとに、決める。いろんな意見がでる中で、あらたに課題が生まれてこれば、そこから何か生まれる可能性もある。一見非効率的だけれども、いろんな可能性が生まれる場が公共的空間になる。まとまりは何か敵をしたてなくても「重要だったり面白いテーマ」を立てることことができれば作れるんじゃないかと思った。